「夜のヒットスタジオ」（＋α）でピンク・レディーの軌跡をたどる（１）

テレビと歌謡曲が娯楽の王様だった昭和のあの頃、日本中に大ブームを巻き起こしたピンク・レディー。１９７６（昭和５１）年８月のデビューから１９８１（昭和５６）年３月の解散までの４年7か月の間に、少なくとも８５０回はテレビに出演したといいます。ただ、当時はビデオデッキなどの録画機器がほとんど普及しておらず、一般家庭でテレビ番組が録画されることは稀でした。テレビ局ですら番組映像を保存していないケースも多く、仮に映像が残っていたとしても複雑な権利関係をクリアして公開（商品化）するのは難しいようです。そんな中で、今のところ、あの頃のミーちゃんケイちゃんに会える、ボリューム的にも一番まとまったものが、「ピンク・レディー in 夜のヒットスタジオ 〜フジテレビ秘蔵映像集〜」です。

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４枚組で２６０分、なかなか見ごたえがあります。２０１１年に発売されていますが、現段階ではこれを越えるものはなかなか無く、ピンク・レディーの活躍をリアルタイムで知っている世代にも、全く知らない若い世代にも、バイブルとなるＤＶＤだと思います。そして改めて当時の映像を見ると、いろいろ発見があります。ここでは「夜のヒットスタジオ」の出演映像を見ながら、ピンク・レディーの軌跡をたどります。今回は１９７６年１２月から１９７７年５月までの出演回です。

詳しくは以下をお読みください（一部の記事を限定公開にしている場合があります）

司会者を動揺させた初出演（１９７６年１２月２０日「ペッパー警部」）

あの意外な大物も踊った！（１９７７年１月３日「Ｓ・О・Ｓ」）

きっときっと好きにさせます（１９７７年３月２８日「カルメン’７７」）

災難続きの春（１９７７年５月２日「カルメン’７７」）